大阪平野(おおさかへいや)の北東に、はじめてあらわれた弥生時代(やよいじだい)の遺跡(いせき)です。ムラのまわりに濠(ほり)をめぐらせた環濠集落(かんごうしゅうらく)といわれるもので、その南側には用水路(ようすいろ)をそなえた田んぼが広がり、東側と西側は墓地(ぼち)がありました。全体では東西1500m、南北600mに及び、ムラと田んぼと墓地(ぼち)がセットでみつかった、貴重な遺跡(いせき)です。
多数の弥生土器(やよいどき)とともに、木製(もくせい)の農具(のうぐ)、稲(いね)の穂(ほ)をつみとる石庖丁(いしぼうちょう)や石製の矢じり、珍しい漆(うるし)ぬりのカンザシやクシ、まが玉などのアクセサリーなどもみつかっています。
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水田調査のようす
赤く彩られた弥生土器
出土した鍬(くわ)
現在の様子 | 令和3年3月37日、グランドオープンしました! |
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