滋賀県

伊勢遺跡

いせいせき

所在地滋賀県守山市伊勢町・阿村町外部リンクGooglemap

主な時代弥生時代

伊勢遺跡(いせいせき)は、東西700m、南北450mにわたって広がる、弥生時代後期(やよいじだいこうき)の滋賀県(しがけん)でいちばん大きなムラです。二重の柵(さく)で囲んだ中に、大型のほったて柱建物が計画的に並べて建てられていました。さらに、2階建て建物と思われる建物の跡(あと)もみつかりました。「宮殿(きゅうでん)」や「楼観(ろうかん)」といえるような建物の跡(あと)があり、『魏志』倭人伝(ぎしわじんでん)に記された邪馬台国(やまたいこく)の姿(すがた)を見るようでもあります。2世紀後半の大型建物について、祭りに使われた祭殿(さいでん)だという説、首長(しゅちょう)が住んだ館(やかた)だという説、住民が集まって話しあう集会所だという説などが出されています。野洲川(やすがわ)左岸(さがん)の中心的存在(そんざい)だった伊勢遺跡(いせき)は、3世紀になると、首長(しゅちょう)らが他の場所へ移ったためか、大型建物はつくられなくなります。

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  • 大型建物

    大型建物

  • 大型建物

    大型建物

  •    大型たて穴建物

       大型たて穴建物

現在の様子現在は、史跡指定地は空き地となっていますが、案内板が立てられています
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