滋賀県

安土瓢箪山古墳

あづちひょうたんやまこふん

所在地滋賀県近江八幡市安土町桑實寺外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

瓢箪山古墳(ひょうたんやまこふん)は、観音寺城(かんのんじじょう)のある繖山(きぬがさやま)のふもとから東に突(つ)きでた丘(おか)につくられています。かつては丘の近くまでは、琵琶湖(びわこ)の内湖(ないこ)が入りこんでいたので、古墳(こふん)は湖に突(つ)きでた半島の上につくられていたことになります。古墳(こふん)は4世紀中ごろにつくられた、滋賀県(しがけん)でいちばん大きな前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。墳丘(ふんきゅう)の全長は約134mで、後円部からからたて穴式石室(たてあなしきせきしつ)が3つ、前方部からは箱式石棺(はこしきせっかん)が2つ発見されました。後円部の中央にあった石室には、割竹形木棺(わりたけがたもっかん)が置かれていました。この中からは、銅鏡(どうきょう)、アクセサリーの玉、うで輪(わ)の形をした石製品(せきせいひん)、武器(ぶき)、農具(のうぐ)など多くの副葬品(ふくそうひん)がおさめられていました。

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  •     石室のようす

        石室のようす

現在の様子現地は、観音正寺(かんのんしょうじ)のある繖山(きぬがさやま)のふもとに位置します。山の中にある古墳(こふん)なので古墳(こふん)と気づきにくいですが、付近に案内板があります
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