和歌山県

船岡山遺跡

ふなおかやまいせき

所在地和歌山県伊都郡かつらぎ町島外部リンクGooglemap

主な時代弥生時代

紀ノ川(きのかわ)の川の中の、船岡山(ふなおかやま)とよばれる小さな島にいとまれた弥生時代(やよいじだい)のムラです。川の中にある遺跡(いせき)という珍しさで注目されます。米づくりには適(てき)さない土地ですが、後期の住居(たて穴建物)の跡(あと)10軒(けん)がみつかりました。島の西の端(はし)には、焼けた土を含(ふく)む土坑(どこう)があり、煙(けむり)で遠くに連絡をする、のろし台であったと考えられます。『魏志』倭人伝(ぎしわじんでん)』に書かれている「倭国大乱(わこくたいらん)」のような戦乱(せんらん)をおもわせる高地性集落(こうちせいしゅうらく)と同じ時期にあらわれた遺跡(いせき)なので、この遺跡(いせき)も戦乱(せんらん)に関係がある遺跡(いせき)かもしれません。

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