約25,000年前の旧石器時代(きゅうせっきじだい)の遺跡(いせき)です。この頃は土器(どき)がなく、石器(せっき)だけが見つかっている時代で、けものをとる狩(か)りや、ドングリなどを拾い集めて暮(く)らしていたと考えられています。遺跡(いせき)からは、槍(やり)の先につけるとがった石器(せっき)やつかまえたけものの皮をはぐための石器(せっき)、拾い集めドングリなどを潰(つぶ)すための石器(せっき)などがみつかっています。石器(せっき)に使った石は佐賀県(さがけん)などで取れる石を使っています。この遺跡は、当時の人びとが、獲物(えもの)を追い求めて移動しながら狩(か)りをする中で、時には石器(せっき)を作ったりしながら、短い時間すごした遺跡(いせき)と考えられています。
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