鹿児島県

草野貝塚

くさのかいづか

所在地鹿児島県鹿児島市光山2丁目25外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代後期

草野貝塚(くさのかいづか)は、標高(ひょうこう)40mの台地にある縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)の貝塚(かいづか)です。貝塚(かいづか)の厚(あつ)さは、1.6mもありました。この貝塚(かいづか)では、五つの層(そう)に分かれて土器(どき)がみつかり、縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)における土器(どき)の形やもようの変化がわかりました。また、動物の骨(ほね)や角(つの)、牙(きば)などから作られた髪(かみ)かざりやつり針など多くの道具がみつかり、貝でつくられたうで輪(わ)や軽石(かるいし)で作られた舟形の石製品(せきせいひん)なども数多く出土(しゅつど)しました。
このように、草野貝塚(くさのかいづか)は、縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)に、南九州に住んでいた人々が、季節ごとに食べていた旬(しゅん)のものだけでなく、ファッションや釣り、まじないの道具など、いろいろなことがとてもくわしくわかるタイムカプセルのような遺跡(いせき)なのです。

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