鹿児島県

唐仁古墳群

とうじんこふんぐん

所在地鹿児島県肝属郡東串良町新川西5095 ほか外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代中期

唐仁古墳群(とうじんこふんぐん)は、大昔にできた低い砂丘(さきゅう)の上につくられた古墳群(こふんぐん)です。古墳(こふん)が130基(き)以上もある、鹿児島県(かごしまけん)でいちばん大きい古墳群(こふんぐん)で、そのなかには全長180mをこえる県内最大(さいだい)の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)である唐仁大塚古墳(とうじんおおつかこふん/1号墳)があり、あまりの大きさにびっくりします。この古墳群(こふんぐん)は、5世紀頃の初めごろ、唐仁大塚古墳(とうじんおおつかこふん)からつくられはじめました。続いて、役所塚古墳(やくしょづかこふん/100号墳)がつくられ、最後に、薬師堂塚古墳(やくしどうこふん/16号墳)がつくられたのを最後に、この地での大きな古墳(こふん)づくりは終わったようです。これら3基(き)の古墳(こふん)は、いずれも前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)ですが、それ以外はすべて円墳(えんぷん)とされています。唐仁大塚古墳(こふん)の頂上には、たて穴式石室(たてあなしきせきしつ)の天井部分が地上から見えています。過去の記録によると、舟形石棺(ふながたせっかん)があり、短甲(たんこう)が副葬(ふくそう)されていたとされます。

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  • 空から見た古墳群

    空から見た古墳群

  •   出土した遺物(19号墳)

      出土した遺物(19号墳)

  • 唐仁大塚古墳(1号墳)

    唐仁大塚古墳(1号墳)

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