熊本県

石貫穴観音横穴

いしぬきあなかんのんよこあな

所在地熊本県玉名市石貫安世寺外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

石貫穴観音横穴群(いしぬきあなかんのんよこあなぐん)は、古墳時代(こふんじだい)の終わりころ、有明海(ありあけかい)の近くの崖(がけ)に並びほられた装飾古墳(そうしょくこふん)です。川ばたの崖(がけ)に並んだ横穴墓(よこあなぼ)は、入口に赤・白の○をえがき重ねてかざり、家の形をした墓室(ぼしつ)には、亡くなった人をねかせるベッドが作られています。そのベッドは、ゴンドラ舟のような形をしています。一番大きな横穴墓(よこあなぼ)の壁に仏像(ぶつぞう)がほられているため、石貫穴観音横穴(いしぬきあなかんのんよこあな)とよばれています。すぐ近くには、石貫ナギノ横穴群(いしぬきなぎのよこあなぐん)があり、少し歩けば、大坊古墳(だいぼうこふん)、永安寺東古墳(えいあんじひがしこふん)、永安寺西古墳(えいあんじにしこふん)があります。これらの横穴墓(よこあなぼ)や古墳(こふん)たちは、みんな赤・白の〇・△・□でいろどられた装飾古墳(そうしょくこふん)です。
石貫穴観音横穴群(いしぬきあなかんのんよこあなぐん)、石貫ナギノ横穴群(いしぬきなぎのよこあなぐん)は、装飾古墳(そうしょくこふん)の代表としてがんばり続けて100年をこえました。すごいでしょ!

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