沈目遺跡（しずめいせき）は、有明海（ありあけかい）が見える丘にひろがる、35,000年前の旧石器時代（きゅうせっきじだい）の遺跡（いせき）です。約３万年前のAT火山灰（姶良丹沢火山灰　あいらたんざわかざんばい）の下から、石を打ちわってつくった打製石器（だせいせっき）が発見されました。この石器（せっき）は、獲物（えもの）の皮をはぐスクレイパーとよばれる道具です。20cm以上の大きさとギザギザの刃は古い石器（せっき）の特徴（とくちょう）です。熊本？いや九州？いやいや日本列島の中でも、最古の石器（せっき）にはいるでしょう。

※青文字の用語の解説は、用語集ページへ