相浦川(あいのうらがわ)の流れによって作られた4つの洞窟(どうくつ)の中に、旧石器時代(きゅうせっきじだい)から弥生時代(やよいじだい)にかけての土器(どき)や石器(せっき)などが出土(しゅつど)しています。とくに、約13000年前の日本でもっとも古い時期の土器(どき)が、旧石器時代(きゅうせっきじだい)の最後の時期の石器(せっき)と一緒(いっしょ)に発見されて、注目されました。基本的(きほんてき)に、旧石器時代(きゅうせっきじだい)は、まだ土器(どき)のない時代で、土器(どき)が使われはじめるのが縄文時代(じょうもんじだい)です。泉福寺(せんぷくじ)洞窟(どうくつ)は、旧石器時代(きゅうせっきじだい)から縄文時代(じょうもんじだい)にうつりかわる時の様子を知ることができる、貴重(きちょう)な遺跡(いせき)なのです。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
近景
豆粒文土器 ※お宝ベスト5
土器(どき)の復元図(ふくげんず)