標高約100mの山のなかにある旧石器時代(きゅうせっきじだい)から縄文時代(じょうもんじだい)の遺跡(いせき)です。崖(がけ)に2つの洞穴(どうけつ)があり、上の方は入り口の幅(はば)が約40m、奥行(おくゆき)が約6m。下の方は入り口の幅(はば)が約8m、奥行(おくゆき)が約7m。このなかに、地表から約3.5mもの土がつもっていて、発掘調査(はっくつちょうさ)をしたら、長い期間にわたる土器(どき)や石器(せっき)が上から順序よく出土(しゅつど)しました。それらは、旧石器時代(きゅうせっきじだい)の終わりごろから縄文時代(じょうもんじだい)の終わりまでの石器(せっき)や土器(どき)を、古い順番に並べることのできる重要な資料(しりょう)になっています。
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石刀