佐賀平野にある弥生時代中期(やよいじだいちゅうき)の大きなムラで、住居(たて穴建物)や高床倉庫(たかゆかそうこ ほったて柱建物)の跡(あと)、貯蔵穴(ちょうぞうけつ)、井戸跡(あと)が発掘(はっくつ)され、弥生土器(どき)や石器(せっき)とともに朝鮮半島系(ちょうせんはんとうけい)の土器(どき)、木製品(もくせいひん)、青銅器(せいどうき)を作るための鋳型(いがた)などが出土(しゅつど)しており、朝鮮半島(ちょうせんはんとう)からやって来た人たちがいた可能性があります。そのため、青銅製(せいどうせい)のヤリガンナの鋳型(いがた)や組合せ式の踏(ふ)み鋤(すき)といった、全国的にもめずらしい道具が出土(しゅつど)しています。
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土生遺跡公園
無文土器
踏み鋤
現在の様子 | 現在は、遺跡(いせき)の一部は史跡公園となり、たて穴建物や高床倉庫(たかゆかそうこ)が復元(ふくげん)されています |
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