香川県

石清尾山古墳群

いわせおやまこふんぐん

所在地 香川県高松市宮脇町2丁目 ほか外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

高松市西南の石清尾山(いわせおやま)にある、古墳時代前期(こふんじだいぜんき)の古墳群(こふんぐん)です。その特徴(とくちょう)は、①土ではなく石を積(つ)んで墳丘(ふんきゅう)をつくっている ②鶴尾神社(つるおじんじゃ)4号墳は日本列島でもっとも古い前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)の一つである ③稲荷山北端古墳(いなりやまほくたんこふん)、猫塚(ねこづか)、鏡塚(かがみづか)は双方中円形(そうほうちゅうえんけい)で、この時期の香川県(かがわけん)でいちばん大きな古墳(こふん)である ④石船塚(いしふねづか)には、石をくり抜いて作る石棺(せっかん)がある、などです。なかでも①と④は、香川県(かがわけん)の古い古墳(こふん)の個性(こせい)をしめしています。これらの積石塚(つみいしづか)は、かつては朝鮮半島(ちょうせんはんとう)の高句麗(こうくり)の積石塚(つみいしづか)の影響(えいきょう)と考える説がありましたが、現在は香川県(かがわけん)や徳島県(とくしまけん)の弥生時代(やよいじだい)の集石墓(しゅうせきぼ)からうまれたとみる説もあります。

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  • 五色台からの眺め(西側より)

    五色台からの眺め(西側より)

  • 姫塚古墳後円部の積み石

    姫塚古墳後円部の積み石

  • 稲荷山北端古墳のイメージ図

    稲荷山北端古墳のイメージ図

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