居徳遺跡群(いとくいせきぐん)は、丘(おか)から谷(たに)までをふくんだ遺跡(いせき)で、縄文時代(じょうもんじだい)から古墳時代(こふんじだい)の土器(どき)や石器(せっき)や木製品(もくせいひん)がたくさんみつかっています。縄文時代(じょうもんじだい)の終わりごろの土偶(どぐう),漆(うるし)をぬった木の器(うつわ),鍬(くわ),するどい刃物(はもの)で切られた跡(あと)が見られる人骨(じんこつ)は、とくに注目されています。古墳時代(こふんじだい)には、祭りの跡(あと)から、たくさんの土器(どき)や土製品(どせいひん)がみつかっています。たくさんの土器(どき)が谷に投げ込(こ)まれた状態でみつかったり、大きな木の根もとに土器(どき)が置かれたりしていました。とても珍しい須恵器(すえき)、まが玉、子持(こも)ちまが玉、くだ玉などが祭りに使われました。子持(こも)ちまが玉は、発掘調査(はっくつちょうさ)でみつかったものとしては、県内でただ1つのものです。
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遠景
マツリの跡(4A区)
マツリの跡(4D区)
現在の様子 | 現在は私有地のため、見学できません |
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