徳島城(とくしまじょう)のある徳島中央公園(とくしまちゅうおうこうえん)の城山(しろやま)のふもとにある岩陰(いわかげ)や洞窟(どうくつ)を利用した貝塚(かいづか)で、5か所が知られています。1922年(大正11年)に徳島出身の考古学者(こうこがくしゃ)・鳥居龍蔵(とりいりゅうぞう)により1号~3号の貝塚の発掘調査(はっくつちょうさ)が行われました。貝には、ハマグリ・アサリ・カキなどがふくまれていて、1号・2号貝塚(かいづか)は縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)の中ごろ、3号貝塚は後期(こうき)の終わりごろから晩期(ばんき)にかけてつくられたものです。
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