縄文時代(じょうもんじだい)から中世(ちゅうせい)にかけての遺跡(いせき)です。縄文時代(じょうもんじだい)のムラは、地下3mほどの深さで、住居(たて穴建物)が20軒(けん)以上発見されました。西日本でも、大きな縄文(じょうもん)のムラです。国内でもっとも古い土面(どめん)も発見されています。弥生時代(やよいじだい)のムラは、中期末(ちゅうきまつ)から後期(こうき)にかけてもっとも大きくなります。鉄器(てっき)をつくる鍛冶工房(かじこうぼう)や、赤色の顔料(がんりょう)となる水銀朱(すいぎんしゅ)をつくる時に使った道具が出土(しゅつど)しているほか、弥生時代(やよいじだい)でいちばん新しい時期の大きな銅鐸(どうたく)が、ムラの中心にていねいに埋(う)められていたことも注目されます。
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出土した土面 ※「お宝ベスト5」
弥生時代の集落の跡
銅鐸の出土したようす
現在の様子 | 主要な調査地点は道路建設により遺跡としては残っていません。 |
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