徳島県

矢野遺跡

やのいせき

所在地徳島県徳島市国府町矢野外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代~古墳時代

縄文時代(じょうもんじだい)から中世(ちゅうせい)にかけての遺跡(いせき)です。縄文時代(じょうもんじだい)のムラは、地下3mほどの深さで、住居(たて穴建物)が20軒(けん)以上発見されました。西日本でも、大きな縄文(じょうもん)のムラです。国内でもっとも古い土面(どめん)も発見されています。弥生時代(やよいじだい)のムラは、中期末(ちゅうきまつ)から後期(こうき)にかけてもっとも大きくなります。鉄器(てっき)をつくる鍛冶工房(かじこうぼう)や、赤色の顔料(がんりょう)となる水銀朱(すいぎんしゅ)をつくる時に使った道具が出土(しゅつど)しているほか、弥生時代(やよいじだい)でいちばん新しい時期の大きな銅鐸(どうたく)が、ムラの中心にていねいに埋(う)められていたことも注目されます。

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  • 出土した土面 ※「お宝ベスト5」

    出土した土面 ※「お宝ベスト5」

  • 弥生時代の集落の跡

    弥生時代の集落の跡

  • 銅鐸の出土したようす

    銅鐸の出土したようす

現在の様子主要な調査地点は道路建設により遺跡としては残っていません。
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