弥生時代(やよいじだい)の終わりごろを中心とするお墓(はか)です。1号墓・2号墓はともに、石を積んでつくった墳丘墓(ふんきゅうぼ)で、まるい墳丘(ふんきゅう)に突出(とっしゅつ)した長方形のテラスのような場所があり、この後の古墳時代(こふんじだい)に登場する前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)に少し似ている形をしています。
どちらも円丘部(えんきゅうぶ)の中心に、死者をほうむる埋葬施設(まいそうしせつ)があり、木棺(もっかん)のまわりを木の枠(わく)でおおい、上面を小さな丸石でおおうという、とても特別なつくりです。1号墓からは、銅鏡(どうきょう)やアクセサリーなどが、2号墓からは銅鏡(どうきょう)が出土(しゅつど)しています。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
全景
出土した銅鏡 ※「お宝ベスト5」
木棺が発掘された埋葬施設
現在の様子 | 1号墓は道路建設により現存していません。 |
---|