県内では数少ない洞窟遺跡(どうくついせき)です。遺跡(いせき)は、雄物川(おものがわ)の上流にあり、4つの洞窟(どうくつ)が、縄文時代(じょうもんじだい)から弥生時代(やよいじだい)、そして平安時代(へいあんじだい)にも、生活の場所として使われていました。第4洞窟(どうくつ)では、各時代の土器(どき)や石器(せっき)が、古い順に積み重なってみつかりました。一番下からは、今から7000年以上前の、底(そこ)がとがった土器(どき)がみつかっています。縄文時代(じょうもんじだい)の早い時期に、一つの家族が洞窟(どうくつ)のなかで暮(く)らしていたようです。
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全景
出土品
発見当時のようす
現在の様子 | 現地は、国道13号線と県道278号線に挟(はさ)まれた杉林にあります。見学できますが、遺跡(いせき)への通路が狭(せま)くなっていますのでお気を付けください |
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