秋田県

地蔵田遺跡

じぞうでんいせき

所在地秋田県秋田市御所野地蔵田外部リンクGooglemap

主な時代弥生時代

柵(さく)でかこまれた、めずらしい弥生時代(やよいじだい)のムラの跡(あと)です。700本の木の柵(さく)は、一周170mの楕円形(だえんけい)につくられ、その内部には何度か建てかえられた4軒(けん)の住居(たて穴建物)の跡(あと)がみつかりました。木の柵の外側には、墓壙(ぼこう)51基(き)や土器棺(どきかん)25基(き)からなる墓地(ぼち)がみつかりました。土器棺(どきかん)には、米づくりとともに、北部九州から日本海沿岸(えんがん)づたいに運ばれてきた「遠賀川系(おんががわけい)」と呼(よ)ばれる大きな(つぼ)が3点ありました。

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  • 全景

    全景

  • 発見された土器棺(どきかん)

    発見された土器棺(どきかん)

  • 発掘調査のようす

    発掘調査のようす

現在の様子現地は、秋田市街南東部の御所野ニュータウン「御所野総合公園」内にあり、復元(ふくげん)されたムラには「弥生っこ村」との愛称があります。出土品(しゅつどひん)や発掘時の写真パネルなどが展示(てんじ)されています。また、たて穴建物(住居)3軒(けん)などが復元(ふくげん)されています
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