横手市のほぼ中央に位置する、秋田県(あきたけん)で初めてみつかった古墳時代後期(こふんじだいこうき)の墓地(ぼち)です。円形または方形(ほうけい)の墓穴(はかあな)が8基(き)みつかりました。うち7基(き)は一列にならんでいました。墓穴(はかあな)の東側の壁(かべ)は掘りくぼめられ、そこに土器(どき)が置(お)かれていました。このような墓穴(はかあな)は北海道の続縄文時代(ぞくじょうもんじだい)の墓地と共通します。土器(どき)のほかには、刀子(とうす)や輪(わ)になった鉄製品(てつせいひん)、たて櫛(ぐし)、黒曜石(こくようせき)の石器(せっき)などがみつかっています。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
北東から見た遺跡(いせき)
一列にならんだ土壙墓(どこうぼ)
土壙墓(どこうぼ)のようす
現在の様子 | 現在は、「秋田ふるさと村」となっています。遺跡(いせき)は、建設工事でけずりとられたため、見学できません |
---|