秋田県

田久保下遺跡

たくぼしたいせき

所在地秋田県横手市婦気大堤字田久保下・館ノ下外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

横手市のほぼ中央に位置する、秋田県(あきたけん)で初めてみつかった古墳時代後期(こふんじだいこうき)の墓地(ぼち)です。円形または方形(ほうけい)の墓穴(はかあな)が8基(き)みつかりました。うち7基(き)は一列にならんでいました。墓穴(はかあな)の東側の壁(かべ)は掘りくぼめられ、そこに土器(どき)が置(お)かれていました。このような墓穴(はかあな)は北海道の続縄文時代(ぞくじょうもんじだい)の墓地と共通します。土器(どき)のほかには、刀子(とうす)や輪(わ)になった鉄製品(てつせいひん)、たて櫛(ぐし)、黒曜石(こくようせき)の石器(せっき)などがみつかっています。

 

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  • 北東から見た遺跡(いせき)

    北東から見た遺跡(いせき)

  • 一列にならんだ土壙墓(どこうぼ)

    一列にならんだ土壙墓(どこうぼ)

  • 土壙墓(どこうぼ)のようす

    土壙墓(どこうぼ)のようす

現在の様子現在は、「秋田ふるさと村」となっています。遺跡(いせき)は、建設工事でけずりとられたため、見学できません
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