青森市(あおもりし)にある、縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)のムラで、教科書にも出ています。近くを川が流れ、縄文時代(じょうもんじだい)には海がすぐそばまできていました。遺跡(いせき)の広さは42haと広く、発掘調査(はっくつちょうさ)によって住居(たて穴建物)の跡(あと)、ほったて柱建物 跡(あと)、列(れつ)状に並んだ大人の墓(はか)である土坑墓(どこうぼ)、子どもの墓(はか)である埋設土器(まいせつどき)、盛土(もりど)、貯蔵穴(ちょぞうけつ)、道路、大型建物跡(あと)などが計画的に配置(はいち)されていることがわかりました。
また、たくさんの土器(どき)や石器(せっき)などが出土(しゅつど)しており、日本で一番多くの土偶(どぐう)約2000点、食生活や環境(かんきょう)を示す動物や魚の骨(ほね)、植物の種や昆虫(こんちゅう)などがみつかり、漆(うるし)製品(せいひん)や新潟県(にいがたけん)のヒスイ、北海道(ほっかいどう)や長野県(ながのけん)の黒曜石(こくようせき)なども出土(しゅつど)しました。
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全景
大型板状土偶
復元された大型ほったて柱建物
現在の様子 | 現在は、遺跡公園として整備されています |
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