青森県

小牧野遺跡

こまきのいせき

所在地青森県青森市野沢字小牧野外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代

青森平野(あおもりへいや)を見おろす山の上にある縄文時代(じょうもんじだい)の遺跡(いせき)で、環状列石(かんじょうれっせき)が見(み)つかっています。
小牧野(こまきの)の環状列石(かんじょうれっせき)は、大(直径35m)・中(直径29m)・小(直径2.5m)の三重の輪(わ)をえがくように配置(はいち)され、さらにそのまわりをかこむように、直径4m前後の環状配石(かんじょうはいせき)や一部が四重(よんじゅう)となる列石(れっせき)などが並んでおり、全体では直径55mにもなります。環状列石(かんじょうれっせき)の「大」と「中」の石列(せきれつ)は、平らな石をたてに置いたり横に置いたりして、まるでお城の石垣(いしがき)を築(きず)くように並べられています。
環状列石(かんじょうれっせき)のほか、住居(たて穴建物)の跡(あと)や貯蔵穴(ちょぞうけつ)、捨て場(すてば)の跡(あと)、わき水をためた跡(あと)など、生活にかかわる跡(あと)や、穴(あな)をほって人をうめた土坑墓(どこうぼ)、土器(どき)を棺(ひつぎ)にして骨(ほね)になった遺体(いたい)を再(ふたた)び葬(ほうむ)った墓(はか)などもたくさん発見されています。

青文字の用語の解説は、用語集ページ

  • 真上から見た環状列石(かんじょうれっせき)

    真上から見た環状列石(かんじょうれっせき)

  •   土偶(どぐう)

      土偶(どぐう)

  • 配石(はいせき)

    配石(はいせき)

現在の様子現在、遺跡(いせき)は整備され、環状列石(かんじょうれっせき)が復元(ふくげん)されています
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