青森県

二ツ森貝塚

ふたつもりかいづか

所在地青森県七戸町榎林字貝塚字家の前外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代

青森県の東部、小川原湖(おがわらこ)の西の岸にある、縄文時代前期(じょうもんじだいぜんき)から中期(ちゅうき)の大きな貝塚(かいづか)をもつ縄文時代(じょうもんじだい)のムラです。
貝塚(かいづか)は、東北地方でも大きいものです。台地の北しゃ面と南しゃ面の2か所にあって、ヤマトシジミ、ハマグリ、スズキ、マダイ、フグ、ハクチョウ、カモ、シカ、イノシシなどの骨(ほね)が出土(しゅつど)しています。貝は、地層(ちそう)の下の方からは海にすむハマグリ、上の方からは淡水(たんすい)にすむヤマトシジミがみつかり、湖(みずうみ)の状態が変化したことがわかります。鹿角製(ろっかくせい)の飾り櫛(かざりくし)は美しい彫刻(ちょうこく)がされており、すばらしいものです。また、埋葬(まいそう)された犬もみつかっており、縄文人(じょうもんじん)が犬を大切にしていたことがわかる貴重(きちょう)な発見となりました。

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  • 全景

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  •     鹿角製飾り櫛

        鹿角製飾り櫛

  • 貝塚

    貝塚

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