福島県

会津大塚山古墳

あいづおおつかやまこふん

所在地福島県会津若松市一箕町八幡外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

会津盆地(あいづぼんち)を望む大塚山(おおつかやま)と呼(よ)ばれる丘(おか)の頂上(ちょうじょう)につくられた前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。墳丘(ふんきゅう)の全長は114mで、東北地方では第4位の大きさです。古墳時代前期(こふんじだい)の終わりごろの古墳(こふん)と考えられています。
後円部(こうえんぶ)の中心には、割竹形木棺(わりたけがたもっかん)を埋(う)めた跡(あと)が2か所ありました。木棺(もっかん)の跡(あと)からは、銅鏡(どうきょう)、矢を入れて背中にせおう(ゆき)、環頭太刀(かんとうたち)、鉄斧(てっぷ)、糸をつむぐ碧玉(へきぎょく)製の紡錘車(ぼうすいしゃ)など、近畿(きんき)地方の影響(えいきょう)をうけた副葬品(ふくそうひん)が出土(しゅつど)しました。銅鏡(どうきょう)のうち、三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)は、岡山県(おかやまけん)の鶴山丸山古墳(つるやままるやまこふん)から出土(しゅつど)したものと同じ鋳型(いがた)で作られたと考えられています。

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  • 遠景

    遠景

  • 南棺から出土した三角縁神獣鏡

    南棺から出土した三角縁神獣鏡

  •    発掘された南棺

       発掘された南棺

現在の様子現在、遺跡(いせき)は基地公園(きちこうえん)の一角に保存(ほぞん)されており、案内板があります
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