福島県

中田横穴

なかたよこあな

所在地福島県いわき市平沼ノ内字中田外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

1969年、道路の工事中に、崖(がけ)で複数の横穴墓(よこあなぼ)が偶然(ぐうぜん)発見されました。そのうち、もっとも下にあった横穴墓(よこあなぼ)に、色でぬった壁画(へきが)が描かれていました。この横穴墓(よこあなぼ)は、埋葬(まいそう)する部屋が前後につらなって2つある、珍しい作りになっています。後ろの部屋の四方の壁に、白色と赤色で描かれた三角形が描かれていて、床全体も赤く塗られています。
部屋の内部からは、まが玉などの玉のほかに、金銅製(こんどうせい)の馬具(ばぐ)や、銅鏡(どうきょう)、糸をつむぐ紡錘車(ぼうすいしゃ)・鉄製品・青銅製(せいどうせい)のうで輪である銅釧(どうくしろ)などの金属製品(きんぞくせいひん)がたくさん発見され、6世紀の終わりごろの貴重(きちょう)な資料(しりょう)となっています。

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  • 近景

    近景

  • 内部のようす

    内部のようす

  • 石標

    石標

現在の様子現在は、東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)の影響(えいきょう)により、内部の見学はできません
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