縄文時代(じょうもんじだい)の終わりごろから弥生時代中期(やよいじだいちゅうき)の土器(どき)や漆塗(うるしぬ)りの容器(ようき)、布(ぬの)製品、アクセサリー、クリや土クルミなどが、厚さ2メートル以上の土の中から大量にみつかった遺跡(いせき)です。漆塗(うるしぬ)りの容器(ようき)などは、普通の遺跡(いせき)ではくさってしまい残らないのですが、この遺跡(いせき)の土は水分を多く含(ふく)んでいたことから、くさらずにみつかりました。
また、弥生時代(やよいじだい)の住居(たて穴建物)の跡(あと)や、お墓(はか)などもいくつか発見されています。これらを囲(かこ)うような大きい濠(ほり)も見つかっていますが、その性格はまだ謎(なぞ)に包(つつ)まれています。今後の調査研究(ちょうさけんきゅう)で、あきらかになるかもしれません。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
全景
漆ぬりの木器
住居跡を囲う溝跡