最上川(もがみがわ)をさかのぼったところにある米沢盆地(よねざわぼんち)は、古くから福島県(ふくしまけん)や宮城県(みやぎけん)とも交流(こうりゅう)をもちながら栄(さか)えたところです。その盆地(ぼんち)の東北部(とうほくぶ)にある稲荷森古墳(いなりもりこふん)は、古墳時代前期(こふんじだいぜんき)につくられた前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。墳丘(ふんきゅう)の長さ96mは山形県(やまがたけん)で最大、東北地方(とうほくちほう)でも第7位の大きさです。日本海(にほんかい)側の内陸部(ないりくぶ)で、いちばん北にある大型(おおがた)の古墳(こふん)です。発掘調査(はっくつちょうさ)をしていないので、くわしいことはわかっていません。
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近景
遠景
全景
現在の様子 | 現在は、史跡公園(しせきこうえん)として整備(せいび)され、見学できます |
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