kid's考古学新聞コンクール kid's考古学新聞コンクール

2024年度「第5回kid’s考古学新聞コンクール」には、

<5・6年の部>19点、<チャレンジの部>25点の合計44点の応募(おうぼ)がありました。
審査(しんさ)の結果(けっか)、各 受賞作品(かく じゅしょうさくひん)が
決定いたしました。

ご応募(おうぼ)いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
入賞作品(にゅうしょうさくひん)19点は、
【全国巡回展(ぜんこくじゅんかいてん)】でも展示(てんじ)されます
全国子ども考古学教室

結果発表

作品の画像をクリックすると
PDFで閲覧できます

チャレンジ応募の部
最優秀賞

No.24-C002

いろいろ縄文の色新聞
  
橋詰 麻央さん 新潟県 長岡市立四郎丸小学校 4年
「色」を切り口に縄文時代をとりあげた着眼点がすばらしい!カラフルな紙面は、どの項目もわかりやすく、だれもが読みたくなるようなステキな新聞です。人間のように、いろいろな色が見える生物は少ないのだそうです。縄文人は、この色の世界で、美しい色を使って、自分を飾ったり、身のまわりを彩ったりしていたことを、あなたは発見しました。この色彩の豊かな旅はさらに続くのですね。
優秀賞

No.24-C004

古代リサイクル新聞
  
西𦚰 大智 さん 京都府 京都市立醍醐小学校 4年
リサイクルは、時代を越えていろんな分野で取り組まれていますが、考古学新聞のテーマにするとは!山田寺東回廊が土砂崩れで埋まっていたけど、垂木の数がとても少なかった。なぜなら、引き抜いて焚き木にしたから、と専門家がはなしていました。これは、平安時代のこと。現代でも角柱作りであまったスギのぐるりを割り箸にしたりしていますね。隅々まで興味深く読ませてもらいました。
 
             
優秀賞

No.24-C020

古墳探険ツアー
~ヤマトタケルの旅~
大塚 史翔さん 東京都 豊島区立駒込小学校 2年
字がキレイで、構成も上手。なにより自分の足で現地をまわったところがスゴイです。ヤマトタケルを追う旅は、アガサ・クリスティをよんでいるようなワクワク感にあふれています。ヤマトタケルは、死のふちで、「いのちの またけむひとは たたみこも へぐりの山の くまかしが葉を うづにさせ その子」と、残った人々の命を気づかう歌をうたう、優しい心のもち主だと伝えられています。
               
がんばれ!
未来のこうこがくしゃ賞

No.24-C011

なろう! こうこがくしゃ しんぶん 久家 慎司さん 鳥取県 米子市立弓ヶ浜小学校 1年
古墳をつくってみたなんて、スゴイですね!専門用語(せんもんようご)をつかいこなし、粘土(ねんど)で実験(じっけん)し、石室(せきしつ)の中に何個ひつぎをならべることができるかを自分でたしかめる、これは考古学の手法です。横穴式石室(よこあなしきせきしつ)の説明(せつめい)もわかりやすかったです。そう、あなたはもうりっぱな考古学者だと思います。
            
入 賞

No.24-C025

キラキラ金印新聞 菅野 朔良さん
菅野 朔史さん
富山県 富山市立光陽小学校 3年
志賀島でみつかった金印について、いろいろな角度からその姿にせまっていて、くわしくわかりました。タイトルのつけ方や全体のバランス、色使いなど、とてもよくできています。漢からへび形がついた金印をもらったのは、雲南省の滇国(てんこく)王でした。そこも、水田が広がる、日本によく似たところでした。いつか、卑弥呼がもらった「親魏倭王」の金印を見つけてください。期待しています。
入 賞

No.24-C005

さきたま古墳新聞 庄司 賢人 さん 埼玉県 さいたま市立木崎小学校 2年
丁寧(ていねい)に、調べたことを楽しく伝えようという思いがしっかり感じられ、編集(へんしゅう)や情報(じょうほう)をまとめる力がすぐれていることがわかります。美しく、やさしい文字で、上手にレイアウトされていて、感心しました。特に、イラストと写真の選び方・使い方、円グラフを取り入れたところがgood!読む人をワクワクさせてくれる、すばらしい新聞です。
入 賞

No.24-C006

宗慶大塚古墳
古代と今はつながっている
菊地 充 さん 岐阜県 本巣市立真桑小学校 4年
すごい古墳であることを、前方後円墳、地名、平城京で出土した木簡から、多方面に証明(しょうめい)することで、地元愛にあふれたとてもゆたかな新聞になりました。真桑瓜は、弥生時代に大陸から伝わり、種子もいっしょに飲み込んでいたようです。中国の墓ではお腹の中から138粒の種子が見つかりました。飛鳥時代には、その種子がトイレでかたまりで見つかっています。
入 賞

No.24-C023

古墳時代のことを
よく知ろう新聞
村田 悠月 さん 神奈川県 小田原市立足柄小学校 4年
古墳を知らない人にどうやってその面白さを伝えていくか。むずかしいテーマを、よく調べ、わかりやすく伝えています。古墳柄のデザインも工夫されていたと思います。古墳は、ものすごくたくさんの人々が力をあわせなければ、めざすきれいな形ができませんね。仁徳陵は、2000人が6年近い年月をかけなければできなかったそうです。できあがった古墳をみんなきっと自慢したでしょうね。
入 賞

No.24-C014

土器の誕生 坂下 結生さん 千葉県 千葉市立緑町小学校 4年
土器づくりは、カンタンそうで難しく、奥が深いので、あなたのがんばりがよくわかります。土探しからはじめたことにも感動しました。その実験考古学のかていを紹介してくれた新聞は、使っている写真がリアルで、モノづくりの楽しさが伝わってきました。内容もとてもおもしろかったです。そして、こんどは縄の研究ですね。縄文人は、カラムシやワラビの繊維をつかっていたことがわかっていますよ。
  
入 賞

No.24-C019

水子貝塚で見つけた
貝とイノシシのなぞにせまる‼
岡崎 紗良 さん 埼玉県 朝霧市立朝霧第七小学校 3年
考えることは、ほんとうに楽しいことが伝わってくる新聞です。「塚(つか)」とは、なにか。貝塚(かいづか)はたんなるゴミ捨て場でなく、貝殻(かいがら)を花びらにみたて死者をつつんでいる、たしかに死者をいたむ気持ちは古今東西(ここんとうざい)かわらない。とても心にしみる新聞です。
入 賞

No.24-C001

たべもの くわしく しんぶん 昆 穂乃梨さん 兵庫県 明石市立鳥羽小学校 2年
丁寧(ていねい)に調べたことを楽しく伝えようという意図(いと)がしっかり感じられ、編集や情報(じょうほう)をまとめる力がすぐれていることがわかります。美しく、やさしい文字で、上手にレイアウトされていて、感心しました。特に、イラストと写真の選び方・使い方、円グラフを取り入れたところがいいです。読む人を楽しませてくれる新聞だと思います。
入 賞

No.24-C018

家形はにわしんぶん 1ごう 福田 あづさ さん 三重県 津市立立成小学校 2年
家形はにわとの出会いから、実際(じっさい)に、自分でつくってみよう!と、チャレンジしたことがすばらしいですね。工夫(くふう)した点もわかりやすかったです。はにわちゃんのために、家形はにわを粘土(ねんど)でつくってあげた、あなたはほんとうに優しいですね。新聞に登場(とうじょうする人たちみんながとても心あたたかい。すばらしい新聞です。
5・6年生応募の部
最優秀賞

No.24-019

気候と日本列島と大陸の民族移動

河野 日香さん 和歌山県 和歌山市立川永小学校 5年
地球温暖化という現代社会が抱える問題を考古学の研究成果から考えるという発想がお見事。さらに、気候変動が人々の生活を変えたという過去を調べただけでなく、未来を考えるために大切であることも示してくれました。なぜ東北地方で縄文文化が栄えたか、なぜ日本列島で稲作がはじまったか、新しい視点で縄文文化や弥生文化を見直すことによって、すばらしい新聞ができました。
優秀賞

No24-002

信濃考古だより 土器特集 創刊号

園部 春馬さん 長野県 松本市立山辺小学校 6年
地域ごとの土器の違いを調べるというのは考古学の基礎であり、これぞ、考古学研究の王道!よく観察し、よく調べ、堅実に興味深く、まとめられています。イラストや地図を効果的に使っているので、とてもわかりやすい。長野県の人たちはもちろん、長野県を訪れる人たちにも配ってあげたい新聞です。地域によって土器の形が違うことにどのような意味があったのか、また考えてみてください。









ありがとう!
未来にはばたけ賞

No.24-005

麻晴考古学新聞 最終号 小榮住 麻晴さん 愛知県 名古屋市立東山小学校 6年
毎年、読むのを楽しみにしていた「麻晴考古学新聞」も、とうとう最終号ですね。これまでに取り組んだ実験考古学のテーマはおもしろく、とても素晴らしかった。ありがとう!!博物館で、あなたほど時間を忘れて見ることのできる人は少ないでしょう。それは、あなたの世界がおもしろいものに満ちていて、それを鋭く感知する好奇心があるからです。これからも、あなたが歩む人生に、幸あれ!

入 賞

No.24-008

アクセサリーの歴史新聞 大山 咲耶さん
神奈川県 秦野市立南が丘小学校 6年
縄文、弥生、古墳と、どの時代の人たちもアクセサリーをつけていました。でも、その目的は美しいからだけでなく、魔除けやパワーを手に入れるためだったと、あなたは考えました。ここがとても大切です。この新聞は、シンプルだけどとても読みやすく、話題がよくまとまっていて、材料や時代によって変化していくアクセサリーの歴史がよくわかりました。
入 賞

No.24-001

なるほど!!
装飾品新聞~むかし~
昆 日陽梨さん 兵庫県 明石市立鳥羽小学校 6 年
アクセサリーは、時代や社会を映し出す鏡のような存在ですね。装飾品を、時代をとおして見ると、おもしろいことがわかります。縄文時代は日本列島で産出されたものに限られますが、弥生時代には南海産貝や大陸のガラスが加わり、古墳時代になると金色に心ひかれるようになりますね。これが、実際にはどうだったのか?イラストが上手いから紙面も楽しく、読み物として引き込まれました。
入 賞

No.24-006

百舌鳥・大仙古墳にズーム! とらんたお みい さん 大阪府 八尾市立高美南小学校 6年
インパクトのあるタイトル、バランス良くちりばめられたイラストと写真が目を引きます。なにより内容がわかりやすかった。百舌鳥大仙陵古墳をはじめ、古墳にはまだまだ多くの謎が残されています。この時代まで壊されずに残っていたことは、地域の人が古墳を守ってきたからです。古墳をいかに守っていくか、その難しさと大切さを見つめる姿勢が伝わりました。
入 賞

No.24-013

短甲新聞 道脇 陽磨 さん 岐阜県 本巣市立席田小学校 6年
古墳時代の短甲、革綴の種類と鋲留への変化をイラスト等を使うことでわかりやすく分類していますね。難しい短甲のことをよく調べました。「なぜ?」 という疑問は、とても大切です。自分で感じた疑問について、調べる楽しさや、答えをみつけた時の嬉しさをあなたはすでに体験したのですね。そして、何が正しいのかをあなた自身が考えること、これこそが考古学研究なのです。












そのほかの応募作品(おうぼさくひん)エントリー順

No.24-C003〈チャレンジ〉

Les’s石舞台古墳
新聞
奥中 一晟さん 京都教育大附属桃山小学校
4年/京都府

No.24-C007〈チャレンジ〉

はじめてでもわかる古ふん入門新聞 堀 圭さん 本巣市立真桑小学校
4年/岐阜県

No.24-C008〈チャレンジ〉

宗慶大塚古墳 膳亀 太希さん 本巣市立真桑小学校
4年/岐阜県

No.24-C009〈チャレンジ〉

船来山土器新聞 太田 めごさん 美濃市立牧谷小学校
4年/岐阜県

No.24-C010〈チャレンジ〉

糸島歴史新聞新聞 松田 梨愛さん 糸島市立怡土小学校
4年/福岡県

No.24-C012〈チャレンジ〉

古だい の 食じ
しんぶん
岸本 彩椰さん 神戸市立岩岡小学校
2年/兵庫県

No.24-C013〈チャレンジ〉

石おの作りしんぶん 坂下 信太朗さん 千葉市立緑町小学校
2年/千葉県

No.24-C015〈チャレンジ〉

吉野ケ里城新聞 飯塚 理仁さん 京都市立醍醐小学校
4年/京都府

No.24-C016〈チャレンジ〉

昔のお米新聞 藤本 凛さん 神戸市立桜の宮小学校
3年/兵庫県

No.24-C017〈チャレンジ〉

教えて‼
宮崎の埴輪新聞
原 廉太郎さん 川南町立川南小学校
4年/宮崎県

No.24-C021〈チャレンジ〉

縄文時代の気候 仲程 篤人さん 小田原市立片浦小学校
4年/神奈川県

No.24-C022〈チャレンジ〉

いろいろなこと 鈴木 大喜さん 小田原市立大窪小学校
4年/神奈川県

No.24-C024〈チャレンジ〉

勾玉新聞 肥田 旭さん 松田町立松田小学校
4年/神奈川県

No. 24-003〈5・6年の部〉

日本の昔の都
平安京
鯉渕 諒大さん 常陸太田市立金砂郷小学校
5年/茨城県

No. 24-004〈5・6年の部〉

古墳新聞 小阪 壮真さん 福山市立長浜小学校
6年/広島県

No. 24-007〈5・6年の部〉

約1700年前から
あるぼくの推しの
明合古墳
柴田 晃成さん 三重インターナショナル
スクール
5年/三重県

No. 24-009〈5・6年の部〉

古代の道具 田尻 瑛樹さん 小田原市立片浦小学校
6年/神奈川県

No. 24-010〈5・6年の部〉

祈り 祭 墓 伊藤 碧音さん 葉山町立葉山小学校
5年/熊本県

No. 24-011〈5・6年の部〉

縄文新聞 和田 理宏さん 小田原市立芦子小学校
5年/神奈川県

No. 24-012〈5・6年の部〉

船来山古墳群のす
ごさを知っちゃおう
新聞
仙田 健太郎さん 本巣市立真桑小学校
6年/岐阜県

No. 24-014〈5・6年の部〉

はにわ新聞 佐々野 佑汰さん 糸島市立怡土小学校
6年/福岡県

No. 24-015〈5・6年の部〉

かめ棺&遺跡 三苫 幹都さん 糸島市立怡土小学校
6年/福岡県

No.24-016〈5・6年の部〉

糸島古墳新聞
~前方後円墳 編
井上 侑香さん 糸島市立怡土小学校
6年/福岡県

No.24-017〈5・6年の部〉

昔のかめ棺や古墳 安達 綾奈さん 糸島市立怡土小学校
6年/福岡県

No.24-018〈5・6年の部〉

糸島のいせきや
歴史
山本 悠人さん 糸島市立怡土小学校
6年/福岡県
 

応募(おうぼ)してくれた みなさん、ありがとうございました!

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