標高(ひょうこう)127mの丘の頂上に作られた全長約40mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。作られた時期は、3世紀と考えられます。他の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)とくらべると、形が普通(ふつう)の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)のように左右対称(さゆうたいしょう)になっていません。この地域は、前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)が多いので、前方後円形(ぜんぽうこうえんけい)をつくったこの古墳(こふん)は重要(じゅうよう)です。
また、近くには、全長約30mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)である杉洞(すぎほら)1号墳と蓮野古墳(はすのこふん)がほぼ同じ頃か、少し早い時期に作られます。3人の首長(しゅちょう)の墓(はか)を連続して見学できる、めずらしい地域でもあります。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
空からみた古墳
古墳のようす