富山県(とやまけん)の中央やや東側で、常願寺(じょうがんじ)川と白岩(しらいわ)川にはさまれたところにあります。古墳(こふん)は、直径46m・高さ8.5mの墳丘(ふんきゅう)をもち、墳丘(ふんきゅう)のしゃ面は、川原石(かわらいし)のふき石でおおわれています。川原石(かわらいし)は、近くの常願寺川(じょうがんじがわ)などから運んできたものとみられます。県内で最大級(さいだいきゅう)の円墳(えんぷん)で、ふき石をふいた古墳(こふん)として県内ではもっとも古く、珍(めずら)しい例です。時期は、古墳時代中期(こふんじだいちゅうき)とみられます。県の東部は、西部に比べて古墳(こふん)の数は少ないのですが、この古墳(こふん)は、県の東部をおさめていた有力者のお墓(はか)とみられます。
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全景
発掘調査時のようす
調査風景
現在の様子 | 現在は、水田の中にある小高い山林となっています。ふもとと山頂に案内板があります |
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