旧石器時代(きゅうせっきじだい)の遺跡(いせき)。約3万年前に降り積もった火山灰(かざんばい)よりも、さらに深い地中から、260点以上の石器(せっき)や、石器(せっき)を作る時にできた石くずがみつかりました。石器(せっき)や石くずの大部分は、②か所にまとまってみつかっており、石器(せっき)や石のカケラがくっつく例が多いことから、このまとまりは石器(せっき)を作った跡(あと)と考えられています。石器(せっき)の材料となった石の多くは、島根県の島根半島や宍道湖(しんじこ)のほとりから運ばれてきた石のようです。鳥取県(とっとりけん)ではじめて、大規模(だいきぼ)な発掘調査(はっくつちょうさ)によって、旧石器時代(きゅうせっきじだい)の石器(せっき)作りの様子がくわしくわかった、重要(じゅうよう)な遺跡(いせき)です。
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見つかった石器
現在の様子 | 現在は、山陰自動車道になっているため、見学できません |
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