貝塚(かいづか)は東西225m、南北120mの馬のひづめの形に広がっています。明治時代(めいじじだい)のはじめから、東京に一番近い大きな貝塚(かいづか)として知られており、古くから発掘(はっくつ)がくり返され、数多くの出土品(しゅつどひん)がありました。貝塚(かいづか)のまわりには、当時(とうじ)の人々が暮(く)らしたムラが広がっていて、その当時(とうじ)使われた土器(どき)は、約3800年前の縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)の「堀之内式(ほりのうちしき)」と呼(よ)ばれ、年代(ねんだい)を決める土器(どき)のモデルとして知られています。現在(げんざい)は、史跡公園(しせきこうえん)となり、ちかくに博物館(はくぶつかん)も作られており、みなさんに親しまれています。
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近景
堀之内2式注口
堀之内2式深鉢
現在の様子 | 現在、発掘(はっくつ)された土器などは「市川市立考古博物館」に展示(てんじ)されています |
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