5~7世紀の260基(き)以上の古墳(こふん)からなる古墳群(こふんぐん)です。豊富な出土品(しゅつどひん)がある白石稲荷山古墳(しらいしいなりやまこふん 国史跡)や、全長が150mもある七輿山古墳(ななこしやまこふん 国史跡)などの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)、方墳(ほうふん)の十二天塚古墳(じゅうにてんづかこふん)、十二天塚北古墳(じゅうにてんづかきたこふん)、円墳(えんぷん)では石室(せきしつ)が前後に2つならぶ(複室 ふくしつ)横穴式石室(よこあなしきせきしつ)をもつ皇子塚古墳(おうじづかこふん)や大刀(たち)、埴輪(はにわ)を出土(しゅつど)した平井地区1号古墳(ひらいちくい1ごうこふん)など、多くのすぐれた古墳(こふん)があります。大小の丸みをもった小さな石を積みあげた横穴式石室(よこあなしきせきしつ)をもつ伊勢塚古墳(いせづかこふん)や本郷埴輪窯跡(ほんごうはにわようあと)も近く、古墳(こふん)とその時代の特徴(とくちょう)を、歩いて学べる古墳群(こふんぐん)です。
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古墳の全景
七輿山古墳
伊勢塚古墳の石室
現在の様子 | 現在は、七輿山古墳(ななこしやまこふん)から白石稲荷山古墳(しろいしいなりやまやまこふん)にかけて、藤岡市(ふじおかし)が、毛野国白石丘陵公園(けのくにしろいしきょうりゅうこうえん)として整備を進めています。公園内の「藤岡歴史館」では、七輿山古墳(ななこしやまこふん)の埴輪(はにわ)や周辺の遺跡(いせき)の出土品(しゅつどひん)が見られます |
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