全長90mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。宮内庁(くないちょう)が景行天皇(けいこうてんのう)の皇子(おうじ)、ヤマトタケルの墓(はか)に定めているため、墳丘(ふんきゅう)への立ち入りはできませんが、少しはなれた場所から墳丘(ふんきゅう)を観察することができます。かつて、朝顔形(あさがおがた)円筒埴輪(えんとうはにわ)が出土(しゅつど)しており、亀山市歴史博物館(かめやましれきしはくぶつかん)で見ることができます。この埴輪(はにわ)は、4世紀後半から末にかけてのもので、近畿地方(きんきちほう)の大きな古墳(こふん)もしばしばみられることから、この古墳(こふん)が近畿地方(きんきちほう)の勢力(せいりょく)と非常にしたしい関係をもっていたと考えられています。
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