宮崎県(みやざきけん)を代表する川である大淀川(おおよどがわ)の下流につくられた古墳群(こふんぐん)で、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)8基(き)と円墳(えんぷん)42基(き)があります。古墳(こふん)がつくられはじめた古墳時代前期(こふんじだいぜんき)には、墳丘(ふんきゅう)の長さが100mをこえる前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)が3基(き)もあり、とくに生目3号墳は全長137mもあって、当時としては九州でいちばん大きい古墳(こふん)でした。古墳時代中期(こふんじだいちゅうき)のはじめごろにつくられた生目5号墳からみつかった壺(つぼ)形の埴輪(はにわ)は、他の地域(ちいき)では見られない独特(どくとく)の形をしているため、古墳群(こふんぐん)のマスコットキャラクターになっています。
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全景(生目古墳群史跡公園)
復元(ふくげん)された5号墳
マスコットキャラクターのモデルになった壷型埴輪
現在の様子 | 現在は、史跡公園(しせきこうえん)として整備(せいび)されています |
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