1912~1917年に、わが国で初めて本格的な古墳(こふん)の発掘調査(はっくつちょうさ)がおこなわれました。古墳時代(こふんじだい)の初めごろから終わりごろまで、320基(き)以上の古墳(こふん)がつくられた、九州最大の古墳群(こふんぐん)です。古墳には、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)、方墳(ほうふん)、円墳(えんぷん))や、横穴墓(よこあなぼ)、地下式横穴墓(ちかしきよこあなぼ)などさまざまな形のお墓(はか)がつくられました。中心的な存在は、全国最大の帆立貝形古墳(ほたてがいがたこふん)である男狭穂塚(おさほづか)と九州最大の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)である女狭穂塚(めさほづか)で、ともに古墳時代中期(こふんじだいちゅうき)の古墳(こふん)です。
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全景
111号墳
46号墳
現在の様子 | 現在は、特別史跡公園(しせきこうえん)として、整備(せいび)されています |
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