大分県

七ツ森古墳群

ななつもりこふんぐん

所在地大分県竹田市菅生外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

竹田市(たけたし)内から国道57号線を熊本方面(くまもとほうめん)に進み、長い坂を登り終えると、古墳群(こふんぐん)が見えてきます。もともとは、名前の通り7基(き)の古墳(こふん)があったようですが、現在は円墳(えんぷん)2基(き)と前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)2基(き)の4つだけが残っています。その中で、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)は、1924(大正13)年に発掘調査(はっくつちょうさ)がおこなわれ、全長51mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)からは、石棺(せっかん)1基(き)が発見されています。2つの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)からは、銅鏡(どうきょう)、まが玉、碧玉(へきぎょく)製(せい)のうで輪(わ)、シカの角でつくった柄(え)を付けた小刀(こがたな)などが出土(しゅつど)しています。
これらの古墳(こふん)は、その形や出土品(しゅつどひん)などから、大野川(おおのがわ)の上流(じょうりゅう)あたりで、古墳時代前期(こふんじだいぜんき)に最初につくられた前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)であると考えられています。毎年秋には、古墳群(こふんぐん)の周辺(しゅうへん)に20万本ともいわれる彼岸花(ひがんばな)が咲き誇(ほこ)ります。

青文字の用語の解説は、用語集ページ

  • 遠景

    遠景

  • A号墳

    A号墳

  • B号墳

    B号墳

戻る
error: コンテンツは保護されています
ページトップへ戻る