佐賀県

おつぼ山神籠石

おつぼやまこうごいし

所在地武雄市橘町大字大日外部リンクGooglemap

主な時代飛鳥時代

武雄市(たけおし)にある古代(こだい)の山城(やまじろ)の跡(あと)で、杵島山(きしまやま)からのびる標高65mの小高い丘(おか)の上に作られています。丘(おか)をかこむように、切石(きりいし)を並(なら)べた列石(れっせき)が約1.8㎞にわたって続いています。土塁(どるい)の一部や、二つの門の跡(あと)、水門(すいもん)の跡(あと)も残っています。帯隈山神籠石(おびくまやまこうごいし)と同じく、記録(きろく)が残っておらず、また、城(しろ)のなかから建物(たてもの)の跡(あと)などもみつかっていませんが、7世紀ごろに作られた古代の山城(やまじろ)の一つと考えられています。おつぼ山神籠石(こうごいし)は、古代(こだい)の山城(やまじろ)や神籠石(こうごいし)のなかではもっとも西のはしにありますが、大宰府(だざいふ)をまもるためだけに作られたのか、それとも他(ほか)に目的(もくてき)があったのか、くわしいことはまだわかっていません。

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