佐賀平野(さがへいや)にある、縄文時代早期末(じょうもんじだいそうきまつ)の、わが国でもっとも古い貝塚(かいづか)の一つです。遺跡では、ムラと墓地(ぼち)と貝塚(かいづか)がセットで発見されています。貝塚(かいづか)は6か所あって、いろいろな種類の貝がらとともに、動物の骨(ほね)や角でつくった釣針(つりばり)やアクセサリーなどが出土(しゅつど)しました。また、貯蔵穴(ちょぞうけつ)からは700点以上の籠(かご)が出土(しゅつど)しており、当時のすぐれた技術を知ることができます。
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全景
網籠出土状況
貝塚検出状況
現在の様子 | 現在は、「巨瀬川調整池(こせがわちょうせいいけ)」として保存され、隣接(りんせつ)する「東名縄文館」で、出土品(しゅつどひん)の一部や貝がつもった層の断面(だんめん)のパネルを見学することができます |
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