死者をほうむる横穴式石室(よこあなしきせきしつ)の壁に色で描いた壁画(へきが)をもつ古墳時代後期(こふんじだいこうき)の古墳(こふん)です。墳丘(ふんきゅう)は直径約42m、高さ約6mの円墳(えんぷん)です。石室(せきしつ)は全長9mで、3つの部屋があり、一番後ろの部屋の天井は、ドームのように半円形になっています。壁画(へきが)は一番奥(おく)の部屋と、まん中の部屋にあり、赤・白・黒・緑の4色で、円形や三角形などのほか、両手をあげた人物や馬に乗った人物、ゴンドラのような舟、盾(たて)などが描(えが)かれています。
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近景
赤・白・黒・緑で描かれた彩色壁画
中室から玄室をのぞむ
現在の様子 | 現在、彩色壁画(さいしょくへきが)を保護(ほご)するため、石室内(せきしつない)を見ることはできません |
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