大麻山(おおさやま)の山腹、標高(ひょうこう)405mという四国でもっとも高い所にある、古墳時代前期(こふんじだいぜんき)の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。全長は47.5mで、前方部(ぜんぽうぶ)は、土を盛(も)り上げた斜面(しゃめん)に2段のふき石、後円部(こうえんぶ)は2段の積み石で墳丘(ふんきゅう)をつくっています。後円部(こうえんぶ)にたて穴式石室が2つ並んでいました。前方部(ぜんぽうぶ)も石を積んで作る古墳は、高松市の石清尾山積石塚群(いわせおやまつみいしづかぐん)のほかには、数えるほどしかありません。
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古墳から善通寺を望む