坊僧遺跡(ぼうそういせき)東段(ひがしだん)地区は、川ぞいにある標高(ひょうこう)約140mの丘の上から発見された、約2万5,000年~2万年前の旧石器時代(きゅうせっきじだい)のムラです。発掘調査(はっくつちょうさ)で多くの石器(せっき)が出土(しゅつど)しました。石器(せっき)は、国府(こう)型ナイフ形石器(せっき)などの狩(か)りの道具で、石器(せっき)を作った跡(あと)が2ケ所で発見されました。石器(せっき)が集中する2か所は、60mほど離(はな)れており、それぞれの場所で生活が営まれていたと考えられます。
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全景
出土した石器
石器を発見したときのようす
現在の様子 | 主要な調査地点は道路建設により現存していません。 |
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