県北部、米代川(よねしろがわ)ぞいの台地の上にある、縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)の墓地(ぼち)です。東北地方北部から北海道南部にかけて特徴(とくちょう)的なストーン・サークルが4基(き)みつかっています。ストーンサークルのまわりには、当時の人々が埋葬(まいそう)された墓穴(はかあな)もみつかり、遺体(いたい)にそえられた土器(どき)や石器(せっき)もたくさん出土(しゅつど)しました。墓地(ぼち)では、死んだ人のたましいをなぐさめるための儀式(ぎしき)も行われたらしく、ストーンサークルのまわりには、そのための建物跡(あと)がみられます。そして、土偶(どぐう)など、儀式(ぎしき)に使う品々がたくさんみつかっています。
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空からの眺め
マツリの道具
列石調査のようす
現在の様子 | 現地は、秋田内陸線「小ヶ田」駅の南西側にある台地で、4つのストーンサークルが整備されており、見学できます |
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