米代川(よねしろがわ)支流の早口川(はやくちがわ)ぞいにある縄文時代晩期(じょうもんじだいばんき)の墓地(ぼち)です。川原石(かわらいし)を組んで作られた石棺墓(せっかんぼ)が5基(き)みつかりました。石棺墓(せっかんぼ)は、大人が体を伸ばして入るのに十分な大きさがありました。県内の遺跡(いせき)では、同じような墓(はか)はありませんが、白神(しらかみ)山地をこえた青森県側では、縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)の石棺墓(せっかんぼ)が発見されています。しかし、それとどのような関係があるのはわかっていません。
※写真協力:仙北市樺細工伝承館 蔵『武藤鉄城アルバム』より
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小型の列石(れっせき)
昭和28年8月、発見された石棺内におさまる、発掘者の武藤鉄城 氏
蓋石(ふたいし)のある石棺墓