小高い丘(おか)の上にある遺跡(いせき)で、縄文時代晩期(じょうもんじだいばんき)後半頃の土偶(どぐう)が完全な形で見つかったことや、土器(どき)が多く見(み)つかったことで有名になりました。最近の発掘調査(はっくつちょうさ)では、土偶(どぐう)と同じころと考えられるほったて柱建物が、いくつかみつかりました。これは地面にほった穴(あな)に柱を立てるもので、現代の家に似た形をすると思われます。住居(たて穴建物)は地面をほって床(ゆか)を作りますが、ほったて柱建物は床(ゆか)が地面か、それよりも上にきます。建てかえを8回しているものもありました。
また、弥生時代(やよいじだい)の再葬墓(さいそうぼ)とよばれる墓(はか)も見(み)つかっています。これは、亡(な)くなった人を一度地中に埋葬(まいそう)したあとで、何年か後に骨(ほね)を取り出して、土器(どき)の中に入れるという墓(はか)です。
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全景
土偶
弥生時代の再葬墓
現在の様子 | 現在は、遺跡(いせき)の見学はできません |
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