小高い丘(おか)の上にある大きな古墳群(こふんぐん)で、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)が1つと円墳(えんぷん)が170以上見(み)つかっています。これまでの調査(ちょうさ)で、古墳(こふん)の埋葬(まいそう)のしかたには、たて穴式石室(たてあなしきせきしつ)・横穴式石室(よこあなしきせきしつ)、箱式石棺(はこしきせっかん)などのいろいろな種類があることがわかっています。その中からは、土器(どき)や埴輪(はにわ)、まわりに六つの鈴(すず)がついた鏡(かがみ)や、うで輪(わ)などが多く見(み)つかっています。特に、壺(つぼ)をささげた女性の埴輪(はにわ)は完全な形で見つかりました。これらの古墳(こふん)がつくられたのは、古墳時代中期(こふんじだいちゅうき)から後期(こうき)と考えられています。
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近景
6つの鈴がついた鏡
壺をささげる女性の埴輪