東北地方で初めて細石刃(さいせきじん)とよばれる(せっき)がたくさん発掘(はっくつ)された、旧石器時代(きゅうせきじだい)の終わりごろの遺跡(いせき)です。細石刃(さいせきじん)は、骨や木の枝でつくった長い軸に何枚も並べてはめこみ、長い刃をつけたヤリのように使います。その細石刃(さいせきじん)が1212点も出土(しゅつど)しました。ほかにも、さまざまな石器(せっき)が出土(しゅつど)しました。北海道の白滝(しらたき)の黒曜石(こくようせき)でつくった石器(せっき)も、たくさん出土(しゅつど)しており、当時の人々が遠い地域の材料を手にいれていたことがわかります。縄文時代前期末の遺跡でもあります。
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近景
調査状況
石器が出土した時のようす
現在の様子 | 現在は、縄文時代前期(じょうもんじだいぜんき)のたて穴建物が復元(ふくげん)されています。また、現地には旧石器時代(きゅうせっきじだい)の説明看板があり、いずれも見学できます |
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